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2009年01月05日(月) 21時34分

民主・藤谷光信参院議員、法衣で開会式産経新聞

 現職の僧侶である藤谷光信参院議員(民主)が5日の通常国会開会式に、僧侶の正装にあたる法衣(ほうい)を着て登院した。スーツの上に布袍(ふほう)を羽織った議員はいたが、正式な法衣の着用は戦後の国会史上初めて。

 今回身につけたのは、黒い和式布袍に輪袈裟(わげさ)、切袴(きりばかま)などで、「正服第1種」と呼ばれる最高の略衣(りゃくえ)。藤谷氏の事務所は「道徳教育に欠かせない宗教の理解を深める機会になれば」と説明している。

 藤谷氏は平成19年の初当選後、初めての開会式は参院事務局との調整が間に合わずにスーツを着用し、今年正式に認められた。「厳粛な気分になった」と藤谷氏。大荒れが予想される国会も、幕開けは厳かに行われたようだ。

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