2009年01月05日(月) 21時31分
年末の新幹線トラブルは人的原因、遅れたデータ入力(読売新聞)
JR東日本の新幹線運行管理システムが先月29日にトラブルを起こし、帰省客ら約13万8000人に影響が出た問題で、同社は5日、ダイヤの変更作業に手間取り、コンピューターへのデータ入力が遅れたことが原因だったと発表した。
発表によると、JR東日本ではトラブル前日の28日、降雪などで長野、山形、秋田各新幹線のダイヤが大幅に乱れた影響で、29日のダイヤを変更しなければならなくなった。新幹線のダイヤは当日午前5時までに一度、確定する必要がある。しかし、車両や乗務員の再配置作業をすべて終えたのは同5時45分で、システムが入力を受け付けなかったという。
午前5時以降のダイヤ入力ができないことについて、JR東日本は「社内での周知が不十分だった」としており、今後、運用マニュアルを見直すとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000053-yom-soci