2009年01月05日(月) 21時18分
新車販売4年連続で減る、08年は5%減508万台(読売新聞)
日本自動車販売協会連合会(自販連)などが5日発表した2008年の新車販売台数(軽自動車を含む)は、前年比5・1%減の508万2235台と4年連続で減少した。
1980年以来28年ぶりの低水準で、ピークだった1990年(約777万台)から国内市場は3分の2に縮んだことになる。
9月の米金融危機をきっかけとした景気後退により、国内の自動車販売急減に歯止めがかからない状況だ。
軽自動車を除く乗用車、商用車の合計は6・5%減の321万2342台と、5年連続の減少となった。12月は前年同月比22・3%減の18万3549台で、2か月連続の2割以上の大幅減となり、自販連が統計を取り始めた68年以降、12月として初めて20万台を割り込んだ。
軽自動車も1〜12月の合計は前年比2・6%減の186万9893台と2年連続の減少だった。
12月としては02年以来、6年ぶりに国内主要7社すべてが前年実績を下回り、比較的販売が堅調だった軽自動車でも買い控えが鮮明になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000051-yom-bus_all