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2009年01月04日(日) 01時53分

永田・元民主党議員が飛び降り自殺…偽メール問題で06年辞職スポーツ報知

自殺した永田寿康・元民主党衆院議員

 偽メール問題で2006年に議員辞職した永田寿康・元民主党衆院議員(39)が3日、北九州市八幡西区里中三丁目のマンションから飛び降り、同日午後7時すぎ搬送先の病院で死亡が確認された。

 福岡県警八幡西署などによると、マンション10階と11階の間の踊り場に、家族あての遺書のようなノートと空になった焼酎の紙パック(1・8リットル)が残されており、自殺とみられる。同日午後6時半ごろ、マンション駐車場に倒れているのを住人が発見し110番した。同区内の病院に入院中だったという。

 永田元議員は06年2月の衆院予算委員会で、堀江貴文元ライブドア社長が3000万円を自民党側へ送るよう指示したとの社内メールの写しを示し、自民党を追及。後にメールが偽物と判明し、民主党から半年間の党員資格停止処分を受け、同年4月に議員辞職した。

 昨年11月には、病気療養中に福岡県宗像市で自殺未遂を起こし、県警に保護されていた。

 永田元議員は東大を卒業後、旧大蔵省に入省。衆院議員秘書を経て、2000年の衆院選で初当選し、議員辞職当時は3期目。偽メール問題当時は民主党国対副委員長だった。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090103-OHT1T00203.htm