2009年01月04日(日) 07時02分
仮面ライダー龍騎米上陸!ロスでヘンシ〜ン(スポーツニッポン)
日本の特撮ヒーローの“真打ち”仮面ライダーが全米上陸を果たす。02年にテレビ朝日系で放送された「仮面ライダー 龍騎」をリメークしたテレビシリーズが米時間3日(日本時間4日)から毎週土曜日に放送されるもので、米国でも“変身”ブームが起こりそうだ。
米国の子供たちにも大人気の日本のスーパー戦隊シリーズ。これまでは「パワーレンジャー」の総称で放送されてきたが、いよいよ満を持して登場するのが仮面ライダーだ。5年ほど前からインターネット上で米国のオタクたちがテレビシリーズ化を強く要望。その声に応えて2年前から準備が進められてきた。
1話30分の番組はその名も「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT(ドラゴン・ナイト)」。CBSコーポレーションとワーナー・ブラザースが合弁で立ち上げた全米ネット局CWテレビジョンネットワークで午前11時から放送される。
制作母体はDVDやビデオの海外販売を手掛ける日本の企画制作会社アドネス(本社、東京・豊島区)。東映からリメーク権を取得し、石森プロ、東映の全面協力の下で一昨年7月に米カリフォルニア州で撮影をスタートさせた。同社によれば、歴代シリーズの中でもアクションシーンが多く、女性を含む13人のライダーが活躍する「龍騎」が最もアメリカ向きと判断。オリジナルには登場しないショッカーを悪のボスに据え、既に40話を完成させている。
監督は映画「プレデター」などで特殊メークを担当したスティーブ・ウォン。ロスを舞台にスティーブン・ランスフォードら新進の米俳優が暴れまくる。コスチュームは日本版と同じだが、CGを駆使した映像は映画並み。アドネスには米国以外に40カ国以上からオファーが来ているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000045-spn-ent