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2009年01月04日(日) 19時18分

野党幹部が「派遣村」に参加、住宅確保求める決議案提出へ読売新聞

 野党各党の幹部が4日、東京・日比谷公園に開設されている一時避難所「年越し派遣村」で開かれた集会に参加し、雇用対策に取り組む姿勢をアピールした。

 野党幹部はこの場で、雇用対策の強化と解雇された派遣労働者らへの住宅確保を求める国会決議案を、5日召集の通常国会に提出し、与党に同調を働きかけることで合意した。

 参加したのは民主党の菅代表代行、共産党の志位委員長、社民党の福島党首、国民新党の亀井久興幹事長ら。菅氏は「定額給付金の2兆円を雇用対策に振り向ければ、相当のことが緊急にやれる」と訴え、志位、福島両氏らは「(解雇など)各地で起きていることは政治災害だ。政治の責任で緊急の手当てを取るべきだ」などと主張した。また、新党大地代表の鈴木宗男衆院議員の発案で、国会決議案の提出を決めた。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20090104-OYT1T00344.htm