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2009年01月04日(日) 23時48分

筆の長さ1・8メートル!3人がかりで「ウルトラ書き初め」読売新聞

 恒例の「新春ウルトラ書きぞめ会」が4日、広島市中区基町の基町クレドふれあい広場で開かれ、日本書道文化協会副理事長の北谷翠峰(すいほう)さん(52)ら3人が、長さ1・8メートルの特大熊野筆で豪快に書き初めを行った。

 今年で8回目。今回は夢をたくさん持てるようにと、「新開夢(しんかいむ)」の文字を選び、118畳分(縦、横約15メートル)の絹布に、弟子の栗原桜水(おうすい)さん(49)と田原春夕(しゅんせき)さん(49)が「新」と「開」を、北谷さんが「夢」を、それぞれ隷書で書き上げた。筆が進むたびに約500人の観客から「よいしょ」というかけ声や拍手が起こった。

 北谷さんは「不況で苦しい時代だが、みんなが夢を持って、明るく暮らせる1年になってほしい」と話していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000036-yom-soci