2009年01月04日(日) 23時20分
「ほっとした」「必ず仕事を」=宿泊場所確保で安堵−元派遣社員ら(時事通信)
「ほっとした」「必ず仕事を見つけたい」−。日比谷公園(東京都千代田区)の「年越し派遣村」に集まった人々全員の受け入れ先が4日夜に急きょ決まり、元派遣社員らからは安堵(あんど)の声が漏れた。
福島県会津若松市の建設会社で契約社員を務めていた寺田忠さん(57)=千葉県出身=は「年末に派遣村に入った。次の場所が決まり、衣食住が確保されたことで安心した」とした上で「年齢の問題もあるかもしれないが、期間内に必ず仕事を見つけようと思う」と意気込む。
また、ラジオで派遣村の存在を知り、2日から来ている男性(37)は「正直ほっとした。早く住居を確保し、生活保護をもらい、できれば正社員として働きたい」とする一方、「こんな世の中になったのは自分たちが選挙で投票しなかった責任もあると思う。選挙には行くべきだ」と話していた。
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