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2009年01月04日(日) 22時49分

<野口健さん>マナスルのふもとに学校…村人と建設へ毎日新聞

 【カトマンズ、ビナヤ・グルアチャリャ】ネパールの高峰マナスル(8163メートル)のふもと、サマ村の子どもたちに教育の機会を提供しようと「マナスル基金」を設立したアルピニストの野口健さん(35)が4日、カトマンズで記者会見し、3月に学校の建設を始め約2年で完成させる計画を明らかにした。建設費は約1000万円で、野口さんも村人と一緒に建設に参加する。

 野口さんは「教育なしで開発しても意味がない。僕の夢は村の子どもらが自信を持って夢や未来を描けるようにすること」と語った。

 基金はマナスルで清掃活動中、現地の子どもらが労働力となっているため就学率が低い現実を知った野口さんが、06年12月に設けた。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000064-mai-soci