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2009年01月04日(日) 21時19分

「天文年」イベント、ぐんま天文台で開幕を宣言読売新聞

 国連などによる記念事業「世界天文年2009」の国内イベントが4日、開幕した。

 イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが、人類で初めて望遠鏡を使って宇宙を観察したとされる1609年から400年となるのに合わせた事業。この日は「オープニングイベント」として、全国約40か所の天文台やプラネタリウムで関連行事が行われた。

 メーン会場の群馬県高山村のぐんま天文台では、海部宣男・前国立天文台長が「全国に天文年を浸透させたい」と開幕を宣言し、天文ファンら約90人が、ガリレオの業績などをテーマにした講演に耳を傾けた。

 日本天文学会や宇宙航空研究開発機構などが委員会を作り、今後、各地で宇宙への関心や理解を深めてもらう催しを予定している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000031-yom-sci