2009年01月04日(日) 21時03分
<八戸断水>復旧後、再び一部で断水…使用量多く供給量不足(毎日新聞)
青森県八戸市の導水管漏水事故で、施設を管理している八戸圏域水道企業団は、管のバイパス工事を終えて4日正午ごろ管内のほぼ全家庭への給水を再開したが、直後に供給量不足から再び一部で断水した。家庭での使用量が想定以上に多かったことなどが原因で、復旧のめどは立っていない。
企業団によると同日午前5時半、各家庭などにつながるすべての配水管に水を流し、約6時間半後にほぼ全家庭に給水した。ところが、応急処理で埋めたバイパス管は従来の導水管の約8割しか導水能力がなく午後6時45分現在、八戸市、階上(はしかみ)町、五戸町で管内の供給世帯の約7%に当たる計9550世帯(2万210人)が再び断水した。
水の一斉使用で浄水場の貯水量が減って水が濁る恐れもあり、供給制限をしている。企業団は「川からくみ上げる水量を増やすなどして対処しているが、限界がある」として節水を呼びかけている。【鈴木久美】
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000051-mai-soci