浜田海上保安部で最大の巡視船「いわみ」が交代し、新たな船体を迎えた。海上保安庁の全国的な配備計画の一環で、旧「いわみ」は北海道の稚内保安部に移って「れぶん」となり、代わりに長崎保安部から「ごとう」を迎え「いわみ」に改名した。
2代目いわみは初代と同型で、長さ78メートル、幅9.6メートル、960トン。1979年に尾道市で造られた。赤外線カメラが装備されているのが特徴で、暗闇でもモニター画面に映像が映る。35ミリ機関砲や海洋汚染の測定機もある。
【写真説明】浜田海上保安部に配備された2代目いわみ