2009年01月04日(日) 20時11分
渡辺氏、週内に定額給付金「撤回」申し入れ(産経新聞)
自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は4日、早期の衆院解散・総選挙の実施や平成20年度第2次補正予算案に盛り込まれた定額給付金の撤回などを求める文書を、週内にも細田博之幹事長に提出する考えを明らかにした。地元の栃木県那須烏山市内で記者団の質問に答えた。
これに先立ち、地元の栃木県那須塩原市で開いた後援会の新年会で、麻生太郎首相に対して「早期に解散総選挙をして100年に1度の政治体制をつくってほしい。2兆円の定額給付金は撤回して弱者対策などに使ってほしい」と注文をつけた。さらに公務員の天下り廃止など「霞が関改革」の断行も訴え、「もしこの思いが伝わらないのであれば、認められないのであれば、私にも覚悟がある。自民党を離党してでも私は国民運動を起こす」と強調した。
渡辺氏は離党した場合について記者団に対し、「裸一貫になるのか、裸単騎になるのか、よく分かりませんが、いずれにしても独りぼっちになることはまったく考えていない。あり得ない」と述べた。
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