2009年01月04日(日) 20時03分
国連安保理が緊急会合、即時停戦声明案には米が反対(読売新聞)
【ニューヨーク=白川義和】イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻開始を受け、国連安全保障理事会は3日夜、緊急会合を開いた。
アラブ連盟を代表して非常任理事国リビアが即時停戦を求める声明案を提示したが、米国が反対し、物別れに終わった。
米国のウルフ国連次席大使は、イスラム原理主義組織ハマスが停戦を守る意思がない以上、安保理が声明を出す意味はないとの考えを示した。アラブ連盟加盟国の外相は5日に国連本部で会合を開き、安保理に停戦決議を採択するよう働きかけることにしている。
一方、潘基文(パンギムン)国連事務総長は3日、イスラエルのオルメルト首相と電話会談し、ガザ侵攻に対する「非常に強い懸念と失望」を伝え、地上作戦の即時中止と一般市民の保護を求めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000025-yom-int