2009年01月04日(日) 20時03分
シンガポールの成長率急ブレーキ、前期比12%減(読売新聞)
【シンガポール=実森出】シンガポール政府が発表した2008年10〜12月期の国内総生産(GDP)実質成長率の速報値は、年率換算で前期比12・5%減と大幅に落ち込んだ。
08年通年では1・5%のプラス成長を確保したものの、急速な景気悪化が鮮明になった。
世界経済の減速を受けて、シンガポールの輸出の柱である電子部品の生産が縮小。化学、バイオ関連も不振で、製造業全体は前年同期比9・0%減となったことが響いた。09年の成長率見通しは、08年11月に予想した「マイナス1%〜プラス2%」から「マイナス2%〜プラス1%」に引き下げた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000026-yom-bus_all