2009年01月04日(日) 19時10分
ガザ侵攻、欧州で非難拡大「即時停戦が必要だ」(産経新聞)
【ロンドン=木村正人】欧州では、パレスチナ自治区ガザ地区へ地上侵攻したイスラエル軍を非難する声が強まっている。ミリバンド英外相は3日夜、「即時停戦が必要だ」として軍事行動のエスカレートを非難する声明を発表。クシュネル仏外相も「フランスはイスラエルの地上侵攻を非難する」と述べた。
在英イスラエル大使館前では同日夜、5000人がガザ侵攻に抗議、イスラエル国旗を燃やしたり、花火を打ち上げるなどして警備の警官隊とにらみ合った。侵攻前の同日昼には6万人(主催者推定)がロンドン市内をデモ行進。英首相官邸周辺の道路ではブッシュ米大統領に靴を投げたイラク人記者をまねて1000足の靴が投げつけられた。
パリでは2万1000人がデモ行進に参加。ベルリン、ローマ、アテネなど欧州各地で抗議活動が繰り広げられた。
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