2009年01月04日(日) 18時10分
民間人への配慮求める 米政府、イスラエルの軍事作戦に対し(産経新聞)
【ワシントン=有元隆志】マコーマック米国務省報道官は3日、パレスチナ自治区ガザ地区の情勢について声明を発表し、民間人の状況に「深い懸念」を示すとともに、イスラエル政府に対して、軍事作戦にあたっては民間人に配慮するよう求めたことを明らかにした。
同報道官は「可能な限り早く停戦を実現しなければならないのは明白だが、持続可能で、期限付きでない停戦が必要だ」と述べ、イスラム原理主義組織ハマスがイスラエルにロケット弾攻撃を続ける状態では、停戦は認められないとの認識を明らかにした。そのうえで、ハマスについて、「不法に権力を握って以来、ガザの人々を人質に取っている」と厳しく非難した。
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