和歌山電鉄貴志駅で駅長として活躍し、昨年10月に和歌山県から「勲功爵(くんこうしゃく)」の称号を受けた三毛猫「たま」が4日、紺色のベルベットの特製マントを授与され、貫禄(かんろく)たっぷりの姿を観光客約100人に披露した。
同社の小嶋光信社長が「勲功爵にふさわしい正装を」と発案。駅長帽には本物のダチョウの羽根が添えられた。駅長の周囲は、ネット上で昨年末に結成されたというボランティアの「たまボラ隊」のメンバー15人が“警護”した。
広島市から家族3人で来た村上すみ子さん(58)は「間近で見られて光栄。元気をもらったので今年も頑張ろうと思います」と満足そうだった。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090104-OHT1T00184.htm