自民党の中川秀直元幹事長は4日、広島県海田町で講演し「(幹事長で臨んだ)一昨年の参院選敗北に伴う謹慎期間は昨年の大みそかで終了とさせていただく。みなさんと一緒に起こす大きなうねりの上にしっかりと立って、新しい旗を掲げ続けたい」と語り、将来の政界再編などで中心的な役割を果たす決意を示した。
さらに中川氏は講演後、麻生太郎首相が次期衆院選の争点として消費税率引き上げを挙げたことについて、「今は国民生活第一の政治をやるべきだ。増税を語ることによって景気がどん底に下がっていく可能性も大いにある」と重ねて批判した。