江戸時代、広島城内にあった広島藩国老上田家上屋敷が昨年イメージ再現された上田流和風堂(広島市西区古江東町)の特別公開の予約受け付けが、5日から始まる。茶席などを通じて茶道上田宗箇(そうこ)流の「武家茶の空間」に触れることができる。
特別公開は今回が初めてで、4月4日から2週間(月曜日は休み)。1日5組受け入れ、1組30人ずつで茶寮・和風堂や書院屋敷の空間と道具飾りを見学し、茶席と点心弁当を楽しむ。茶席の主菓子(生菓子)は広島市内の5つの和菓子店が日替わりで出し、点心弁当は同市東区の「喜多丘」が出す。