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2009年01月04日(日) 14時04分

大念珠つないで幸せ祈願中国新聞

 家内安全や無病息災などを願い、巨大な数珠を操る「大念珠繰(だいねんじゅぐ)り」が3日、福山市新市町の多聞寺であった。

 250年続く行事で、約120人が参加した。大念珠は長さ約25メートルで、直径12センチと6センチのホオノキの玉486個を連ねる。卒塔婆などを燃やす火を囲み、お経を唱えながら上下に振って約10分間、順繰りに回した。

 1759年に流行した疫病や稲の害虫などから地域を守ろうと大念珠を作り、除災を祈願したのが始まりとされる。

【写真説明】健康などを祈りながら、大念珠を回す参加者

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901040007.html