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2009年01月04日(日) 10時36分

解散時期、今春以降を明言…首相年頭会見読売新聞

 麻生首相は4日午前、首相官邸で年頭の記者会見を行い、衆院解散・総選挙について、「急ぐべきは景気対策ということははっきりしている。まずは予算と関連法案を早急に成立させることが重要で、それまで解散を考えていることはない」と述べ、2009年度予算案と関連法案の成立が見込まれる今年春以降とする考えを明言した。

 民主党との「話し合い解散」については、「考えていない」と改めて否定したうえで、「(解散時期は)総理大臣、麻生太郎が決断する」とし、自らの判断で解散に踏み切る意向を強調した。

 同時に、「(次期衆院選の)争点ははっきりしている。効果的な経済対策、景気対策、生活対策を迅速に打てるのは政府・自民党だ」とも語った。

 首相は冒頭、記者会見場に用意した色紙に、毛筆で「安心活力」としたため、国民生活の安心と活力の向上に全力を挙げる決意を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000011-yom-pol