2009年01月04日(日) 09時59分
おかわり君3冠王「将来、いただきます」(日刊スポーツ)
西武中村剛也内野手(25)が将来的に3冠王を目指すプランを明らかにした。3日、埼玉・所沢市の西武園ゆうえんちで行われた新春トークショーに集まったファン3000人を前にして高い志を口にした。司会者から「背番号と同じ60本塁打を」と水を向けられると「一応目指します。まずは今年より1本でも多く打ちたい」と宣言。打撃3部門の改善について「全部の成績を上げたい」。3冠王にも「将来的には目指したい」と力強く言った。
昨年46本塁打で初タイトルをものにした自信が中村の胸に深く根ざしていた。打率2割4分4厘、三振162は反省点でもあるが、逆説的に「伸びしろのある部門」ととらえた。「昨年の三振を減らすだけでも率は上がる。すぐに(3冠王)というわけにはいかないが、いずれはそこを意識したい」と自分に言い聞かせるように話した。
「3冠王はホームランを打てる打者でないと実現できない」と、有資格者としての自負も芽生えている。「今年はそのステップアップとして大事な1年」。昨年の本塁打キングは、タイトルの「おかわり」だけでなく、将来のあるべき姿もしっかりと見据えていた。【山内崇章】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090104-00000032-nks-base