2009年01月04日(日) 08時13分
永田・元民主党議員が自殺 偽メール問題で06年辞職(中国新聞)
偽メール問題で二〇〇六年に議員辞職した永田寿康・元民主党衆院議員(39)が三日、北九州市八幡西区里中三丁目のマンションから飛び降り、同日午後七時すぎ搬送先の病院で死亡が確認された。
福岡県警八幡西署などによると、マンション十階と十一階の間の踊り場に、遺書のようなものが残されており、自殺とみられる。同日午後六時半ごろ、マンション駐車場に倒れているのを住人が発見し一一〇番した。
永田元議員は〇六年二月の衆院予算委員会で、堀江貴文元ライブドア社長が三千万円を自民党側へ送るよう指示したとの社内メールの写しを示し、自民党を追及。後にメールが偽物と判明し、民主党から半年間の党員資格停止処分を受け、同年四月に議員辞職した。
昨年十一月には、病気療養中に福岡県宗像市で自殺未遂を起こし、県警に保護されていた。
永田元議員は東大を卒業後、旧大蔵省に入省。衆院議員秘書を経て、二〇〇〇年の衆院選で初当選し、議員辞職当時は三期目。偽メール問題当時は民主党国対副委員長だった。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200901040028.html