登山中の遭難で両手の十指を失った韓国人登山家、金ホンビンさん(44)が2日、南極の「ビンソンマシフ」(4897メートル)に登頂し、指を失った後に世界7大陸最高峰を制覇した。
聯合ニュースが南極の関係者からの連絡として3日伝えた。同ニュースは、これほどの重度障害者の7大陸最高峰登頂は初めてとしている。
金さんは1991年に北米最高峰のマッキンリー(6194メートル)に単独登攀(とうはん)中に遭難し、凍傷で指を失った。その後、97年から7大陸最高峰への挑戦を始めた。(共同)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090103-OHT1T00165.htm