新広島市民球場の収容人数は3万350人。広島市は「公共交通や徒歩で来て」と、野球ファンに協力を求めていく。歩道の新設、シャトルバスのルートになる市道の整備…。そのための手も少しずつ打っている。
JR広島駅からの最短ルートの市道。歩行者専用となる時間帯以外の安全の確保を考慮し、カラー舗装で車道から歩道を区分する予定だ。並行する大州通りでは観客が歩く約700メートルにわたってぬれても滑りにくいブロックの敷設を進める。
JRを利用して球場に来る人波を分散させようと、東側の天神川駅からのアクセス改善にも着手する。オープン直前の3月までには長さ約370メートルの歩道が完成する予定だ。
【写真説明】新球場アクセスイラストマップ