首都圏で「しまね和牛」ブランドの認知度向上と消費拡大を図ろうと、島根県内の生産者とJA、県などが、実行委員会を発足させた。しまね和牛を紹介する来年10月の「東京食肉市場まつり」に向け、準備を進める。
実行委には松永牧場(益田市)、JA島根おおち(邑南町)、JA全農しまね、県など15団体が参加した。東京食肉市場は毎年、「協賛県」を総合的に紹介する食肉市場まつりを開いており、今年は島根県に決まった。同まつりでは、ブランド肉の試食販売コーナーのほか、特産品販売、観光PRなどをする。
JA全農しまねや県は1992年、しまね和牛肉ブランド確立推進協議会を設立し、販促活動を進めている。2006年の県産肉用牛の出荷上位市場は東京(2300頭)広島(1500頭)大阪(900頭)となっている。