洋画家でつくる「光陽会」の福山地区会員の作品展が25日まで、福山市本町のしぶや美術館で開かれている。
会員13人が、油彩やパステルで描いた風景画など計34点を展示。炎に包まれる原爆ドームなど原爆投下直後の広島市を赤と黒で表現した作品や、淡いピンクの花園の奥にうっすらと浮かぶ富士山を描いた作品などが並ぶ。
作品展は今年11回目。広安芳子代表(80)は「作者が工夫を凝らし、自由に表現した作品の魅力を感じてほしい」と呼び掛ける。無料。6日まで休館。同美術館=電話084(925)2113。
【写真説明】会員が自由に表現した力作に見入る来場者