息ピッタリの「二人のナツミ」は頂点を視界に入れている。バドミントンの全国小学生選手権(4—7日・出雲市)の女子ダブルスに、広島市安佐南区の緑井小4年、小田菜摘さんと上杉夏美さんが出場する。
10歳の2人は4年生以下の部にエントリー。10月にあった中国ブロック予選会(総社市)で全6試合をストレート勝ちし、全国切符を手にした。前回も本大会に挑み、1学年上の選手を相手に3位。実績から今回は第1シードとなり、優勝候補の一番手として注目される。5日の2回戦が初戦。
1年半前にペアを結成した。身長146センチの小田さんは読みが鋭く攻撃力があり、身長148センチの上杉さんは粘り強いレシーブ力が特徴。両選手が所属する広島安佐ジュニアの佐々木和義監督(46)は「互いの力が相乗効果になる」と相性のよさを強調する。
ペアで五輪出場が夢だが、まず同世代での日本一を目指す。
【写真説明】日本一を目指して練習に励む小田さん(後方)と上杉さん