2009年01月03日(土) 00時25分
東名高架下に男性遺体=頭から血、殺人で捜査−路上生活者か、東京・世田谷(時事通信)
2日午後5時45分ごろ、東京都世田谷区喜多見、東名高速道路の高架下で、男性が頭から血を流して死亡しているのを警戒中の警察官が見つけ、110番した。警視庁捜査1課は男性が殺害されたとみて成城署に捜査本部を設置した。
調べによると、男性は50〜70代の路上生活者とみられ、段ボールの上に寝袋に入った状態でうつぶせに倒れ、後頭部に殴られたような跡が数カ所あった。
灰色のフリースジャケットを着ており、争った様子はなく、就寝中に襲われた疑いがある。男性の周囲には所持品とみられるビニール袋などがあった。
現場は高さ1.5メートルのフェンスに囲まれた空き地。
都内では昨年3月と6月、府中市や調布市などで路上生活者が襲われる事件が5件発生。6月の事件では男性(74)が後頭部を殴打されるなどして殺害されており、捜査員が同様の襲撃を警戒中に遺体を発見した。捜査本部は一連の事件との関連を調べている。
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