「持続的停戦」へ努力＝ハマスを非難−米国務長官（時事通信）

2009年01月03日(土) 00時20分

　【ワシントン2日時事】ライス米国務長官は2日、パレスチナ自治区ガザに対するイスラエルの軍事行動について、ブッシュ大統領に状況を説明した。その後、ライス長官は記者団に対し、米国は「長期的に持続可能な停戦」の実現へ努力していると述べ、アラブ、欧州の関係各国と精力的に協議していることを明らかにした。
　ライス長官はこの中で、イスラエルの軍事行動を容認する立場を重ねて表明。ガザを実効支配しているイスラム原理主義組織ハマスは「ガザをロケット弾の発射台に利用している」と述べ、ハマスの対イスラエル攻撃を非難した。　

【関連ニュース】
・〔写真ニュース〕攻撃開始1週間、死者420人に=ガザ
・〔写真ニュース〕攻撃開始1週間、死者420人に=ガザ
・〔写真ニュース〕ハマス重要幹部を殺害=ガザ
・〔用語解説〕「ガザ地区」
・ガザ停戦へ努力=米国務長官