2009年01月03日(土) 08時01分
陛下“厳冬経済”ご憂慮 皇居で一般参賀(産経新聞)
新年一般参賀が2日、皇居で行われ、天皇陛下と皇族方が午前と午後の計5回、宮殿のベランダから笑顔で手を振られた。陛下のご即位から20年、皇后さまとのご結婚から50年となる今年は、陛下のご負担を考慮してお出まし回数が例年の7回から5回となった。また、病気療養中の皇太子妃雅子さまは、6年ぶりに全回出席された。
この日は好天に恵まれ、参賀者は約7万5800人に達した。陛下は「厳しい経済情勢の中にあって、苦労多く新年を迎えている人々が多いのではないかと案じていますが、この年が国民にとり少しでも良い年になるよう願っています」とお言葉を述べられた。雅子さまは療養生活に入る前の平成15年に全7回ご出席。翌16年は欠席、17年以降は一部のみ出席されていた。一方、昨年7月に20歳の誕生日を迎えた高円宮家の次女、典子さまが今回初めて参加された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090103-00000038-san-soci