2009年01月03日(土) 01時11分
日系企業、9社が被害=米巨額詐欺事件(時事通信)
【ニューヨーク2日時事】米証券界の実力者、バーナード・メードフ容疑者による巨額詐欺事件で、少なくとも9社の日系金融機関が被害を受けていたことが分かった。2日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えた。
被害が最も大きいとみられるのが野村ホールディングスで、総額3億0400万ドル(約275億円)の資産が損失の危険にさらされているという。次いであおぞら銀行(1億3700万ドル)、住友生命保険(2200万ドル)、三井住友海上火災保険(880万ドル)、あいおい損害保険(110万ドル)、明治安田生命保険(110万ドル)、太陽生命保険(22万ドル)となっている。
富国生命保険と日本興亜損害保険も、同容疑者の運営するファンドに間接的に投資していたとされるが、規模は明らかにされていない。
【関連ニュース】
・
経済諮問委員にラウズ氏=次期米大統領が来週発表へ
・
米金融機関、18年ぶり赤字へ=10-12月期
・
JOCスポンサー契約を解消=経営環境厳しく
・
野村不グループ、ゼファー子会社を買収
・
参加の是非を検討中=デトロイト以外の自動車ショー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090103-00000007-jij-int