広島市安芸区の矢野東町内会(宮尾英夫会長)が地元の愛宕神社周辺の雑木を伐採し、海田湾や広島市南区の黄金山一帯までが見渡せるようになった。住民は「新たな名所に」と期待している。
神社は広島県熊野町との境界に近い標高300メートル付近に位置し、町内会で維持管理する。30年ほど前から木が生い茂り、かつての眺望が失われていた。
地権者の了解を得て町内会の60、70歳代の4人が作業。チェーンソーを手に4日がかりで斜面約2000平方メートルの雑木を取り除いた。
【写真説明】愛宕神社からの眺望。黄金山(右奥)や海田湾などが見渡せる