国内屈指の約1600点の鳥類標本「伊達コレクション」を中心とした企画展が、大田市の島根県立三瓶自然館サヒメルで開かれている。
安来市伯太町出身で参院議員などを務めた伊達源一郎氏(1874—1961年)が戦前に集め、没後に県が譲り受けた標本群。国内で絶滅したトキやコウノトリ、現在は捕獲できないアホウドリなどを含む480種が体を横たえた「仮はく製」状態で並ぶ。中国や東南アジアの色鮮やかな小鳥も目を引く。2月1日まで。電話0854(86)0500。
【写真説明】カラフルな鳥の標本に見入る親子連れ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901020036.html