2009年01月02日(金) 13時30分
ロジャーズ氏:中国株の買い増し始動、保有株は売却せず(サーチナ)
世界的な金融危機を受けて、投資銀行や専門家が2009年の株式投資に慎重姿勢を示す中で、米著名投資家のジム・ロジャーズ氏はこのほど、「中国経済には金融危機の影響をまったく受けない分野が存在する」との見方を示し、中国系企業の株式の買い増しに動いていることを明らかにした。また「保有する中国株を売却するつもりは一切ない」と述べた。1日付中国経済網などが伝えた。
ロジャース氏によると、香港やシンガポール市場に上場する中国系銘柄には、本土市場の人民元建てA株の株価を下回っている銘柄が存在しており、08年10月以降、こうした銘柄の購入に着手した。購入した銘柄は農業、インフラ、水利株など。購入後、いかなる銘柄も売却していないという。(編集担当:服部薫)
【関連記事・情報】
・
ロジャーズ氏最新語録「中国株は持ってたほうがいい」 (2008/11/26)
・
ロジャーズ氏「中国A株はチャンス、不動産株に興味なし」 (2008/11/14)
・
ロジャーズ氏「中国は調整期、農業関連で絶好の機会」 (2008/11/14)
・
ロジャーズ氏:中国株、台湾株、韓国株の買い入れ再開 (2008/11/13)
・
相場>機関投資家>ジム・ロジャーズ - サーチナトピックス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090102-00000021-scn-cn