天皇、皇后両陛下が三権の長や皇族方から新年のあいさつを受ける「新年祝賀の儀」が一日、皇居・宮殿で開かれた。皇太子、秋篠宮両ご夫妻や麻生太郎首相、閣僚、衆参両院議長、最高裁長官らが相次いで宮殿を訪問。天皇陛下は「年頭に当たり、国の発展と国民の幸せを祈ります」と応えた。
午後には、二百人以上の各国大使と配偶者が宮殿「松の間」で、両陛下と皇族方にあいさつした。さまざまな民族衣装に身を包んだ大使らに、両陛下は丁寧にあいさつを繰り返していた。
昨年十二月に不整脈や胃腸炎と診断された天皇陛下の負担を軽減するためとして、年始の宮中
【写真説明】新年のあいさつのため東宮御所から皇居に向かわれる皇太子ご一家=1日午前、東京・元赤坂