発達した低気圧の影響で北海道は三十一日、各地で激しい雪となり、新千歳空港を中心に道内を発着する約百便が欠航した。この影響で飛行機のやりくりがつかなくなり、山形—大阪(伊丹)など北海道以外の発着便約四十便も欠航。各地で帰省客や旅行客ら計一万人以上が足止めされた。
新千歳空港事務所などによると、同空港の積雪は午後四時までに二四センチに。二本ある滑走路を朝から交互に閉鎖して除雪に当たったが、全日空の東京行きに三時間以上の遅れが出るなど、ダイヤの乱れは終日続いた。
札幌管区気象台によると、北海道の雪は一日まで続きそうという。