2009年01月01日(木) 01時01分
雇用も賃金も求める=高木連合会長の年頭インタビュー(時事通信)
連合の高木剛会長は報道各社の年頭インタビューに応じ、2009年春闘で電機連合や自動車総連などが物価上昇率に見合う大幅賃上げを求める方針を決めたことに触れ、「雇用も賃金もということでやっていく」と強調した。高木会長は「こんな経済状況で賃上げかと言う人もいるが、雇用だけ追いかけても守れず、賃金も下げられたというのがこれまでの経験だ」と説明した。
社会問題化している派遣労働者の契約打ち切りに関しては、企業側があまり乱用するようだと、労働者派遣法改正により製造業派遣を禁止すべきだという議論になると指摘。ただ、「連合内ではまだそれを求めるまでの合意には至っていない」と付け加えた。高木会長は同時に、非正規労働者に労働組合への加入を促すほか、ネットワークづくりにも努めたいとの考えを示した。
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