路上生活者に無事年を越してもらいたいと、市民グループの「野宿労働者の人権を守る広島夜回りの会」が31日、広島市民球場前(中区)とJR広島駅前(南区)で120食のお節料理を配った。
市民球場前では、約50人が集まり、お節料理やジャム、ミカンなどを受け取った。今年は、非正規労働者の相次ぐ削減を受け、市民から会に、多くの食品が寄せられていた。会員たちは「厳しい寒さが続くので、体に気をつけて」と励ましの声をかけていた。
夜回りの会によると、市内で確認しているホームレスは約120人という。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901010062.html