世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ12回戦は31日、広島サンプラザで行われ、王者で広島県府中町出身の坂田健史(協栄)が挑戦者で同級1位のデンカオセーン・シンワンチャー(タイ)に2回2分55秒、KOで破れ、5度目の防衛に失敗した。
1回から坂田は守勢に回ると、2回に右ストレートでダウンを喫してKO負けした。坂田の戦績は40戦33勝(15KO)5敗2分け。日本のジム所属の現役世界王者は8人(女子2人を含み、日本人7人)となった。
【写真説明】2回、デンカオセーンの右ストレートを浴びてダウンする坂田㊧(撮影・天畠智則)