血糖値維持に必要なインスリンが体内で全く分泌されない1型糖尿病(小児糖尿病)を考える全国シンポジウムが1月31日と2月1日、岡山市奉還町の岡山国際交流センターである。
1型糖尿病は年間発症率が10万人に1、2人とされ、毎日数回のインスリンの自己注射やポンプ装着による注射、すい臓・すい島移植以外に治療法がない。
初日は医師による病気の説明や患者でエアロビックユース世界王者の大村詠一さんの実演・講演。2日目は患者による意見交換会などを予定。職場や教育現場での理解向上など課題について考える。
特定非営利活動法人(NPO法人)日本IDDMネットワーク(佐賀市)が主催。一般は参加費500円。電話0952(20)2062。