広島のご当地検定「ひろしま通」のポスターを基町高創造表現コース3年の楢崎友里さん(17)=広島市佐伯区=がデザインした。広島の魅力をふんだんに盛り込んだ作品で、市内の公共施設などに650枚を張り、2月実施の検定への受験を呼び掛けている。
縦51センチ、横37センチ。マス目に分け、もみじや厳島神社の大鳥居、折り鶴、お好み焼きなど広島の名物を17個ちりばめた。「ひろしま通」の文字を傾けて動きを表現し、文字の中に光のマークを入れるなど工夫を凝らしている。
市などでつくる実行委が、市内の試験会場が基町高という縁から、「若い世代の受験を募るため若い感性を」と依頼した。楢崎さんは検定の公式テキストを買い、イメージを膨らませながらパソコンで制作した。
【写真説明】出来上がったポスターを紹介する楢崎さん