イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆に対し、広島県内の市民団体やアラブ諸国からの留学生らが30日、広島市中区の原爆ドーム前で、抗議アピールをした。
ヒロシマ・パレスチナ連帯(丸橋純幹代表)の呼び掛けに、5つの市民団体メンバーをはじめ、アラブ諸国の留学生や労働者、家族の計約40人が参加。ヒロシマ・パレスチナ連帯の事務局を担当する中島健さん(61)=東広島市=があいさつで「空爆による虐殺を、ヒロシマは見過ごせない」と非難した。
留学生や家族らも「STOP DESTROYING GAZA(ガザの破壊をやめよ)」などと書いたプラカードを掲げ、「フリーガザ(自由なガザを)」とシュプレヒコールを上げた。
【写真説明】原爆ドーム前でプラカードを掲げ、イスラエル軍の空爆に抗議するパレスチナ人留学生たち