尾道市の向島中3年半田美咲さん(15)が、バレーボールの全国都道府県対抗中学大会(25—28日、大阪府)に広島県選抜女子チームで出場した。179センチの長身を生かしたプレーが持ち味で「将来は実業団にチャレンジしたい」と夢を膨らませている。
ポジションは、選抜チームではセンター、主将を務める向島中バレー部ではサイドアタッカー。8月に県選抜の12人に選ばれた。同級生が引退した後も毎週末のように広島市内へ出向き、選抜チームのメンバーと特訓を重ねた。
バレーを始めたのは小学5年。中学の練習では足のけがを防ぐためダッシュに力を入れ、持久力も備わった。半田さんは「互いに声を掛けあう中で人間関係が深まるのがバレーの魅力。高校でも全力でプレーしたい」と意欲を見せる。
【写真説明】アタックの練習をする半田さん。179センチの長身をプレーに生かす