【アリーシュ(エジプト北東部)30日共同】パレスチナ自治政府のアブマグリ保健相は29日、エジプト北東部アリーシュで共同通信や一部エジプトメディアなどと会見し、イスラエル軍のガザ地区空爆を「人道に対する攻撃」と非難、国際社会に攻撃停止圧力を強めるよう求めた。
負傷したガザ地区住民のエジプト側への搬送に同行した保健相はガザについて「イスラエルの冷酷な空爆で危機的状況に置かれている」と強調。ガザ住民はイスラエルによる「ばかげた無計画な冒険の代償を払わされている」と述べ、病院建設などこれまでの日本の貢献に謝意を示した上で、さらなる支援を訴えた。