スピードスケートの全日本スプリント選手権最終日は30日、山梨県富士吉田市の富士急ハイランドセイコオーバルで行われ、男子は長島圭一郎(日本電産サンキョー)が142・525点で2年ぶり3度目、女子は新谷志保美(竹村製作所)が159・210点で5年ぶり2度目の総合優勝を飾った。
長島は500メートル2位で4種目完全制覇は逃したが、最後の1000メートルも1分12秒69で制して圧勝した。総合2位は小原唯志(日本電産サンキョー)、3位は中嶋敬春(十六銀行)。昨年覇者の加藤条治(日本電産サンキョー)は500メートルで35秒36の1位になったが、総合は12位。
総合2位で最終日を迎えた新谷は500メートルで39秒32、1000メートルで1分20秒91をマークしてともに1位となり、初日総合首位の吉井小百合(日本電産サンキョー)を逆転した。2連覇を狙った吉井は500メートルで3位、1000メートルは7位で総合2位に終わった。総合3位は辻麻希(岸本医科学研究所)だった。
(共同)