AP通信は29日、間欠泉などで有名な米中西部の観光地イエローストン国立公園で、26日から250回以上の群発地震が続いていると伝えた。
地震の規模は最高で27日に記録されたマグニチュード(M)3・8。同公園の一帯で群発地震は珍しくないが、ユタ大学のロバート・スミス教授(地球物理学)によると、数日にわたってこれほど多くの地震が続くのは極めて異例という。
世界遺産に登録されているイエローストンは世界最古の国立公園として知られる。周辺は火山地帯で地殻の変動が活発。最後に活火山の噴火があったのは7万年前とされる。(共同)
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