解雇や雇い止めが相次ぐ事態を受け、広島労働局は29日、就職と住まいのあっせんをする年末の緊急相談窓口を設けた。広島県内3カ所の窓口には、生活不安を抱える求職者たち計224人が訪れた。30日も窓口を開く。
ハローワークプラザ広島(広島市中区上八丁堀)▽広島北労基署(安佐北区可部南)▽ハローワーク福山(福山市東桜町)。来所した224人のうち、100人が職員との面談を求めた。相談内容は就職46件、住まい26件、労働条件20件、融資8件の順で多かった。
広島商工会議所(中区)も同日、中小企業向け融資制度のあっせん窓口を期日を延長して開いた。30日まで続ける。