米大リーグ、レッドソックスに入団した田沢純一投手が29日、川崎市内の新日本石油ENEOS(前所属先)のグラウンドでの練習を公開し、入団決定後初となる大リーグ使用球を使ってのキャッチボールをした。「(球は)滑りやすい感じ。どんどん投げていって、慣れていきたい」と大リーグへの挑戦に備えた。
レッドソックスから練習メニューを渡されており、キャッチボールは「13メートルで25球、18メートルで20球」と設定通りの距離、球数で行った。「すごく管理されている。(球数制限など)初めてのことだが、何とか対応したい」と話した。
都市対抗大会優勝に、日本のプロを経ずに米球界入りした激動の年については「いい1年だった。メジャーに挑戦することで、人生もすごく変わった1年」と充実した表情で振り返った。
今後も国内で調整し、2月上旬に渡米する予定。